あなたはタロットカードやオラクルカードを見たことがありますか?
スピリチュアルや占いに興味のある人なら、一度や二度、目にした事はあるのかもしれませんね。 オラクルカードとタロットカードの違いとは、一体何なのでしょうか?
今回は、オラクルカードとタロットカードのそれぞれについて説明しながら、その違いをまとめてみました。
タロットカードの特徴とは?
それではまず、タロットカードとは何なのかについて、まとめて行きましょう。
タロットカード特徴 1. :大昔から存在する
タロットカードの発祥は古いです。しかし実際にいつ頃できたものなのかは、はっきりとは分かっていないようです。
Wikipediaによると1392年の「シャルル6世のタロット」が一番古いものと言われているようです。
(Wikipedia タロットhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88 より)
1392年と言えば、日本は室町次代ですから、タロットカードはかなり昔から存在していたことになります。
タロットカード特徴 2.:78枚1組(小アルカナ56枚 大アルカナ22枚
タロットカードは、小アルカナ56枚 大アルカナ22枚の全部で78枚のカードで構成されています。 様々なデザインのカードがありますが、基本的な構成は、小アルカナ56枚 大アルカナ22枚で、昔から変わりません。
タロットカード特徴 3.:マルセイユ版とウェイト版
タロットカードには「ミンキアーテ版」「ヴィスコンティ・スフォルツァ版」など過去にいくつかのものが存在しました。
現在では、マルセイユ版タロットとウェイト版(ライダー版)タロットが使われています。マルセイユ版がはじめて作られたのが1557年、ウェイト版が1909年です。
現在は、ウェイト版を使う占い師が多いですが、しかし、タロットの本来の意味を勉強するうちに、マルセイユ版を使うようになる占い師もいるようです。
1972年に大胆なデザインのアルフレッド・ダグラス版が発売されてからは、新しいデザインのオリジナルタロットが次々に生まれるようになりました。
タロットカード特徴 4. :古くから占いに使われてきた
タロットカードは古くから、占いに使われてきました。
タロットカード占いのやり方
タロットカード占いの方法は、いくつもやり方がありますので、有名なやり方を簡単にご紹介します。
カードの並べ方を「スプレット」と呼びます。スプレットのやり方は何種類もあります。1枚だけで占う「ワンオラクル」、現在・過去・未来を占う「スリーカード」、10枚のカードを並べて占う「ケルト十字」などが有名です。
大アルカナ22枚で占う場合もあれば、大アルカナ22枚+小アルカナ56枚の全部で72枚で占う場合もあります。
大アルカナは決定的な大きな出来事をあらわします。出来事の全体的な大きな流れを占いたい時は大アルカナのみで占うことが多いです。小アルカナを含めた72枚で占えば、具体的な出来事や人物を占うことができます。
タロットカード占いの意味一覧・解説
0~21番まである22枚の大アルカナを一覧にしてみました。
文字数の関係で意味までは記載できませんが、気になる方は一覧が載っているウェブサイトや書籍で調べていただければと思います。
0:愚者
1:魔術師
2:女教皇
3:女帝
4:皇帝
5:教皇
6:恋人
7:戦車
8:正義
9:隠者
10:運命の輪
11:力
12:吊された男
13:死神
14:節制
15:悪魔
16:塔
17:星
18:月
19:太陽
20:審判
21:世界
小アルカナは、 ワンド(杖)、スート(剣)、ペンタクルス(コイン)、カップ(杯)の4種類があります。それぞれに1~10までの数字と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの4人の人物が割り当てられ、全部で56枚あります。
小アルカナは、トランプの原型となったものです。タロットのワンド(杖)はトランプではクラブ、タロットのスート(剣)はトランプではスペード、タロットのペンタクルス(コイン)はトランプではダイヤ、タロットのカップ(杯)はトランプではハートになり、今でもトランプに使われています。
タロットカードの覚え方
78枚もあるタロットカードを覚えるのは至難の技と思う方もいるかもしれません。どんな覚え方をすればいいのでしょう?
タロットカードも枚数が多いと言っても、大アルカナはたった22枚ですし、小アルカナは4つのシンボルを覚えれば、数字と人物はすべて共通しています。また、数字にもそれぞれ固有の意味があります。
小アルカナの覚え方のコツとしては、まずは4つのシンボルの意味を覚える事です。その後に、それぞれの数字と人物の意味を覚えていくと良いでしょう。
大アルカナは、愚者から世界までが一つの成長物語のようなストーリーになっています。この物語を理解しながら1つ1つのカードを覚えるのが効率のよいカードの覚え方だと思います。
あとは本などを見ながら、実際に自分や友達の運命をカードで占っているうちに、いつの間にかカードの意味は覚えているものです。一番良い覚え方は、とにかく「占うこと」です。
タロットカード特徴4:無料占いのサイトも充実している
現在ではタロットカードの無料占いのサイトもたくさんあります。無料でタロットカード占いが出来るなんて、良い時代になったものですね。
タロットカードを買うのはまだ早いかな?と思っている人は、まずは無料サイトで試してみてはいかがでしょう?
オラクルカードとは
オラクルは日本語で「神託」という意味です。オラクルカードの特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
オラクルカード特徴 1. :「神託」カードである
オラクルカードは基本的には、神様、天使、妖精、イルカ、女神など高次の存在からのメッセージをもらえるカードです。そのため、自分の未来をズバリ占うというよりは、今おきている出来事や自分自身に対して高次の存在からのメッセージを受け取るために使われる事が多いです。
オラクルカードはタロットカードよりも、メッセージ性が強いカードと言えます。
オラクルカード特徴 2. :現代の作家が作っている
オラクルカードの作家には、オラクルカードシリーズの著者として有名なドリーン・バーチューや、エンジェルサイキックタロットオラクルカードシリーズの著者として有名なジョン・ホランドなどがいます。
タロットカードは古くからあるものですが、オラクルカードはスピリチュアルがブームになってから世に出てきたものです。そのためオラクルカードを作っているのは、現存の作家です。
マルセイユ版などタロットカードには著作権が無くなっているものもありますが、オラクルカードには著作権があるので、ブログなどで使用する時は注意が必要です。
オラクルカード特徴 3. :とにかく種類が豊富。迷ったらオラクルカードコンシェルジュが便利
オラクルカードには、とにかくたくさんの種類があります。エンジェルカードや女神のカード、357数秘カード、宿曜オラクルカード、龍神カード、易占カードなど・・・個性的なカードがたくさんあって、どのカードを使うか迷う事もしばしばです。
そんな人のために、オラクルカードコンシェルジュというサービスがあります。オラクルカードコンシェルジュは、あなたにあったカードを選んでくれます。とても便利ですので、迷ったときにはオラクルカードコンシェルジュがオススメです。
オラクルカード特徴 4. :無料で占えるサイトもある
無料でオラクルカードリーディングができるサイトもあります。
まだカードを買う勇気が無いと言う人や、どのカードにしたら良いか迷っている人も、まずは無料サイトでオラクルカードリーディングを試してみましょう。無料でも同じメッセージを受け取る事ができますよ。
オラクルカードとタロットカードの違い
オラクルカードとタロットカードの特徴をまとめてきましたが、オラクルカードとタロットカードの違いとは具体的に何なのでしょうか?
オラクルカードとタロットカードの違い 1. :占いかメッセージか
タロット占いでは、今後実際に起きる出来事を占うことが出来ます。それに対してオラクルカードは、今自分が体験している事には、高次の存在からみてどんな意味があるのか、ということを、天使や女神のからのメッセージとして受け取る事ができます。
オラクルカードとタロットカードの違い 2.:潜在意識を読むVS高次の存在からのメッセージ
タロット占いは本人の「潜在意識」を読み取ります。潜在意識にあることはやがて現実になりますから、タロット占いをすることでその人の未来の出来事が見えてきます。
潜在意識が幸運を暗示していれば良いことが起き、躓きを暗示していれば現実の世界でも躓くような出来事が起きたりします。具体的な出来事を占うにはタロットカードが向いていると言えます。
オラクルカードは「高次の存在」からのメッセージです。「高次の存在」の意識は、人間の集合無意識よりも、高いところに存在しますから、もしも現実で不幸な事が起きたとしても高次の存在からみれば、その出来事は、ただ単にその人が変わるきっかけに過ぎなかったりします。
オラクルカードは、人間よりも少し高い視点から、その人にメッセージをくれます。現在起きていることに対して、自分がどんな気持ちで取り組んだら良いのか、どんな学びのためにこの体験しているのか?といった、精神的な問題についての質問にはオラクルカードが向いているといえるでしょう。
タロットカードとオラクルカードには、リーディングできる内容に違いがあると言えるでしょう。
タロットカードとオラクルカードを使い分けることで良いリーディングが出来る
タロットカードとオラクルカードは、似ていますが、基本的な性質が違います。そのため、リーディングできる内容に違いがあります。占いたい内容によって、カードを使い分けると良いでしょう。
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