潜在意識を書き換えて好転反応を起こすには?

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前回は「顕在意識」について説明しましたが、前回の記事で、人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があることがわかっていただけたかと思います。

今回は、潜在意識についてまとめていきたいと思います。

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潜在意識とは何か

人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があります。

意識の仕組み
• 顕在意識・・・全体の10%を占める意識領域
• 普段意識できている意識領域のこと。
• 意思決定、願望など、自分でも意識できている意識領域

• 潜在意識・・・全体の90%を占める意識領域
• 普段意識できない意識の領域
• フロイトの説く無意識・前意識
• ユングの説く無意識・集合無意識の世界。インド仏教典の阿頼耶識
• 意識の大半を占めているが自分では意識することができない意識領域

このように「潜在意識」とは自分でも意識できない意識の領域のことをさします。そして、この、自分でも意識できない意識領域が人間の意識の90%をしめている、というのです・・・・。

潜在意識の種類

では潜在意識の中には、どのような記憶や意識が眠っているのでしょうか?

• 過去のトラウマ
• 人類の記憶
• 人類が進化する過程の動物だった時の記憶
• 価値観の刷り込み
• 本で読んだこと
• 誰かから聞いたこと
• 過去の記憶
• 心に思い浮かんだこと
• 生命を維持するための基本的情報

潜在意識の中には本人の覚えていることや覚えていないこと、見聞きした記憶のないものや、普段の意識に全く登らないものなどありとあらゆる記憶や情報が詰まっているのです。

また、普段は意識できませんが、呼吸をしたり、体温を調整したり、という生命を維持するための基本的な情報も潜在意識でコントロールされている、という説もあります。

潜在意識には自分では気付けない

この潜在意識の領域に、自分でも気づかない過去のトラウマや心の傷、間違った刷り込みなどの情報がインプットされていても、自分ではなかなか気づくことができません。

普段、自分の心臓が動いていたり、息をしていることを、あまり意識しないのと似ていますね。

潜在意識にネガティブな情報がインプットされている場合、それに気づくことができないことが難しいため、自分でも原因がわからないことで悩んでいたり、できないことがあったりと、厄介な問題を引き起こすこともあります。

またその反対に、この潜在意識の性質を利用して、潜在意識の中の情報をポジティブなものに書き換えられれば、自分では気づかないうちに、物事を良い方向に動かすことだってできるのです。

潜在意識の働き

潜在意識には「インプットされた情報をそのまま現実化」する、という働きがあります。
潜在意識は、以外と、シンプルで単純なのです。

具体的には、潜在意識はインプットされた情報を現実の形にするために必要な、様々な情報やメッセージを送ってくれたり、人の縁をつないでくれたり、現実化に必要なものを集めてくれたり、タイミングの調整をしてくれます。

• 現実化するために必要なメッセージを届けてくれる
• 現実化するために必要なものを集めてくれる
• 現実化するために必要な人の縁をつないでくれる
• 現実化がスムーズに行くようにタイミングを調整してくれる

これらの働きは、顕在意識では意識できませんので、自分ではなかなか気付けません。(気付けないから、潜在的な意識・・・つまり、潜在意識、と呼ばれているわけですね)

なぜこんなことができるのか・・・・と不思議に思うかもしれませんが、潜在意識というものは、自分以外のすべての存在とつながっているので、そういうことが可能になるのです。

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潜在意識にアクセスし情報をインプットする方法

このように、インプットされた情報を正確に形にしてくれる、忠実なしもべのような、ありがたい「潜在意識」ですが、では、どのようにすれば、潜在意識に情報をインプットすることができるのでしょうか?

そのためには、実にさまざまな方法があります。

• 瞑想する
• アフォメーションをする
• 手帳に目標を書き出す
• おまじないをする
• ヒーリングを受ける
• 動画や音声ガイダンスにより潜在意識を書き換える

などなど

ここにあげた方法以外にも、古今東西、古くから現代まで、潜在意識にアクセスするために、ありとあらゆる方法が編み出され、活用されてきました。

上にあげたどの方法も、どれも基本的な仕組みは同じです。

潜在意識にアクセスし情報を書き換えるための、具体的な手法として、さまざまな方法がある、という風に考えていただければ良いかと思います。

潜在意識に善悪の区別はできない

さてこのように、とても便利な潜在意識、ですが、一つ大きな問題があります。それは潜在意識には「善悪の区別ができない」ということです。

潜在意識はインプットされた情報をそっくりそのまま、形にしようとします。形にするために必要な情報やモノや縁を、潜在意識は集めてはくれます。しかし、集める手段は選びません。

しかも、それが現実になった時に、本人にとってそれが良いか悪いかという判断は一切してくれません。

潜在意識はただただ、機械的に、インプットされた情報を形にするだけ。人間らしい優しさなど、持ち合わせていないのですね。

ですから、まかり間違って、潜在意識に、ネガティブな情報をインプットしてしまったら、それもそのまま形にしてしまう、ということになります。
また、本人の想像とは違う形でインプットした情報が形になることもあります。

例えば「ソファが欲しいな」と思ってアフォメーションを唱えたとします。この時に、きちんと条件を指定しなければ、どんなソファが手に入っても、文句は言えないのです。

筆者の話で恐縮ですが、実はだいぶ前に「お昼寝できる大きくて上質なソファが欲しいな」と思ったことがあります。でもその時、筆者はソファを買うお金がなかったのです。それで、一生懸命アフォメーションしたりイメージングしたりしました。しかし、この時に、うっかりしていて、「新品」という条件をイメージするのを忘れてしまいました・・・。その結果、筆者の元に届いたのは、祖父が使い古したソファでした。イメージングしてしばらくすると、祖父が「今のソファは大きくて邪魔だから、ソファを買い換える」と急に言い出したのです。捨てるのもお金がかかるし・・・ということで、古いソファは筆者がもらい受けることになりました。このソファ、お昼寝するには充分な大きさですし、コイルもしっかりしていて、きちんとしたメーカーの上質なソファで座り心地はとても良いのではありますが、既に30年は使用された中古品で、表面の皮はボロボロ・・・・。今も、ソファカバーをかけて、大切に使わせてもらってはいますが・・・。

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