ツインソウルの相手と出会うことで、前世を思い出す人がいるようです。
前世では、ツインソウルの相手と夫婦だったり、親子だったり、兄弟だったりした、ということを思い出す人もいるようです。
ツインソウルと前世はどのような関係にあるのでしょうか。
ツインソウルは前世で結ばれなかった関係?
ツインソウルの相手とは、前世でも深い縁があった相手だと言われています。
前世とは、今の人生の前の人生のことを指します。
前世というのは、私たちが輪廻転生する、という考えのもとに成り立つ概念です。
仏教など、古くからの思想の中で、私たちの魂は輪廻転生を繰り返し、学びを深めながら、少しずつ成長している、という考えがあるのです。
ツインソウルと出会うことで、この、前世を思い出すという人もいるようです。
ツインソウルとは、前世から出会う約束をしていて、今回生まれ変わったら、また出会い、一緒に人生を送ろうと決めてきたという人もいます。
そのときがきたら、ツインソウルが迎えにくる、という考えの人もいるようです。
また、ツインソウルの相手とは、前世では何らかの事情で夫婦として結ばれなかったため、今回の人生では、夫婦として一緒に過ごすことを約束してきた、という人もいるようです。
前世では姉と弟の兄弟関係であったり、親子だったという人もいるようです。
ツインソウルと前世の記憶の関係
前世の記憶について語る前に、まず、前世とは何なのか、筆者なりの定義付けをしておきたいと思います。
実は筆者は、前世というものは、世間で普通に言われているような、「前の人生の記憶」のことではないと思っています。
私たちがいま感じている「私」というものは、実は幻のようなもので、私たちの本質は、データの集まりのようなものだと、筆者は思っているのです。
私たち人類全員の記憶が、大きなデータベースのようなところに保存されていて、生まれる時に、その場所から、今回の人生の設定を、一人一人ダウンロードして生まれてくるのではないかと思っています。
私たちは生まれたときに、デフォルトの設定の状態で生まれてきています。
つまりデータベースから引っ張ってきたままのデータを所有しているということです。
前世というのは、私たちが今回の人生のために自分用に引っ張ってきた、一人分のデータに紐付けされた関連データのことを指すのではないかと筆者は思っています。
魂の世界は、自分のデータに付けされた、ほかの人のデータを引っ張り出せるようになっているのだとおもいます。
私たちは、自分の人生を生きることで、生まれる時に引っ張ってきた、デフォルトの個人用データに変更を加える作業をしているのだと思います。
このデータ変更作業することで、よりオリジナリティのある新しいパターンのデータが生まれるのだと思います。
この作業が宇宙にとって必要だから、今もこうして、たくさんの人が地球に生まれてきていると思うのです。
スピリチュアルの考えで良く言われている「成長」とか「学び」というものがありますが、これは筆者の考え方で言い換えれば、元からあるデータをアレンジして、より効率の良い、なおかつ、面白いデータに、上書きすることではないかと思っています。
そして、この世で他のデータを持っている、様々な人と出会います。自分以外の人を知ることで、自分がダウンロードしてこなかったデータの中身を知ることができます。
そして自分のデータと、人のデータを掛け合わせることで、新しいオリジナルパターンを作成することができます。これが出会いの意味だとおもいます。
そのことによって、この世界はより良く、豊かに、面白くなっていくのだと思っています。
前世のカルマをクリアするというのは、自分が持ってきたデータの中の、古くなった部分や、不具合に気づき、より効率がよく、美しいデータに書き変えることだと思います。
ツインソウルというのも、おそらくは、より面白いオリジナルデータを作るために、自分たちで設定して生まれてきた相手なのではないか、と筆者は思っています。こういう設定の二人が、この時期に出会ったら面白いよね、と設計の段階で打ち合わせしておくのではないかと思います。
そうやってツインソウルというものを設定して生まれてくることで、データの書き換えや改良が、より効率的に劇的に行われるのではないかと思っています。
前世を思い出す人というのは、たとえば、自分の前世はヨーロッパの貴族だったとか、日本の貧しい家庭に生まれた女の子だった、とかいう、「ストーリー」を思い出すことが多いと思います。
筆者の考えでは、前世のストーリー自体も実は幻で、前世を思い出した人というのは、ただ単に、データベースから今の自分に一番しっくりくるような映像を、引っ張ってきて見ているだけなのではないか、と思うのです。
そのストーリーの奥に「本質」があるのだとおもいますが、その「本質」は今目の前に起きている日常的な出来事からも見ることが出来るのだと思います。
ツインソウルと前世で結ばれなかったというような記憶も、人類全ての膨大な記憶の中から引っ張ってきた、ストーリーのひとつではないかと思うのです。
デフォルトの設定、つまり前世の記憶では結ばれないはずの二人ですが、今回の人生を通して、前回は結ばれなかったストーリーに自分たちで改良を加え、より面白いストーリーに発展させて、最後には結ばれることにしてお話を終わらせてみましょう・・・という、魂のチャレンジがツインソウルなのではないかとも思います。
占星術ではドラゴンテイルが、前世の自分であるといわれています。
また、ドラゴンヘッドは今回の人生で向かうべき方向とも言われています。
前世というのは、今の自分が出来上がる前提となっている、前段階の状態のことで花以下と思います。そして、その前段階、つまり前世の状態から、新しい自分へと、自分を変化させていくことで、人は生きていけるのではないかとおもいます。
これは人生全般にもいえますし、日常の瑣末な事を通じても、その人にとっての「前段階」と「デフォルト」と「変化の方向性」があるように思います。
人それぞれ、前段階と、デフォルトと変化の方向性は違うのだと思います。
生まれた時は、皆それぞれ生まれた前に設定してきた地域や、家庭環境に生まれるのだと思います。
なぜ、その土地やその家族に生まれるかと言うと、そこに生まれることで、その人の魂の目的が果たしやすくなるからだと思います。
容姿の問題ひとつとってもそうだとおもいます。その両親から生まれなければ、その見た目にはならないはずです。
才能もそうです。その両親からでないと宿らない才能があると思います。
才能は、肉体的特徴や脳の構造と非常に密接に関わっているものだと思いますから、両親のDNAと関係していると思います。
運動選手になることがその人の魂の計画であれば、運動神経の発達した両親のところに生まれてくるでしょうし、学者になるのが使命であれば、頭脳明晰な両親の元に生まれてくるはずだと思います。
生まれてくる環境というのが、その人の前世(前段階)と深く関わっていると思うのです。
まず前提としての前世があって、その前世を変化させるために必要な環境を選んで生まれてきます。
そして、生まれ育った環境(デフォルトの設定)から学び、デフォルトの設定での学びが終わったら、今度は、変化の方向を選ぶ事になっていると思うのです。
その時に、ツインソウルと出会うことになっているのではないでしょうか。
ツインソウルとは、この人と出会ったら今回の人生で決めてきた方向に進みなさいという宇宙からのタイミングなのではないかと思います。
その方向とは「変化」の方向だとおもいます。
生きていくとは、エネルギーを循環させることにほかならないと思うのですが、変化によって、生きるエネルギーが生まれるのだと思います。
生きるエネルギーのことを創造と言い換えてもよいかもしれません。
ツインソウルと出会うことで、自分がどの方向に変化すればよいかが、見えてくる人も多いのではないでしょうか。
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